technology技術紹介

日本で最も歴史のある
センタレスグラインダメーカー

日本で最も歴史のあるセンタレスグラインダメーカーです。1940年(昭和15年)、日本ではじめてセンタレスグラインダ(心なし研削盤)を開発し、センタレス研削盤専業メーカーとして現在にいたるまで製造を続けております。

1970年に、現在の当社のセンタレスグラインダ(心なし研削盤)の特長である静圧軸受を採用したHI-GRIND2形を開発し、これは「歴史的価値のある工作機械を顕彰する会」(日本工業大学技術博物館主催)から、2010年にベストテクニカル賞を授与されています。詳しくはこちら

1987年にはナノメーターレベルの精度を出す小型センタレス研削盤ナノトロンを開発し海外での学会発表を行いました(1993-ASPE)。
2017年には超精密小型センタレス研削盤UG-150-Ⅱについて沖縄での(2017‐ISAAT)にて発表を行いました。

  • 工作機器の要素技術

    • 軸受技術:
      動圧軸受、転がり軸受、静圧軸受の技術を使い、用途により製品化しておりますが、高精度なセンタレス研削盤に最適な静圧軸受を使った機種を多く製作し ております。静圧軸受は以下のような特長があります。
      • ■ 静圧軸受
      • a.油膜の剛性が高く、それが回転数に依存しない。センタレス加工の基準面を作る調整車軸の回転精度を高める。
      • b.厚い油膜を介してスピンドルを支持しているため部品精度の平均化効果が大きく、回転精度が高い。
      • c.厚い油膜によるダンピング効果が大きくビビリにくい。
      • d.金属接触が無い構造のため、長期間にわたって高い精度を保持する。
    • 静止軸型スピンドル:
      従来よりワンランク上の精度を目指すため、静止軸型スピンドルを探用した機種を開発し、ナノメーターレベルの研削を実現しています。 静止軸型スピンドルは以下のような特徴を持っています。
      • ■ 静止軸型スピンドル
      • a.砥石スリーブを直接駆動するので軸長が短く、機械幅を小さく設計できる。
      • b.スピンドルが砥石軸ハウジング(砥石ヘッド)の一部となった構造をとり機械剛性を高める。
      • c.スピンドルが回転せず、スリーブのみの回転なので回転体の質量が少なく動剛性が高い。
      • d.軸受による支持部がスリーブ内にあるので、従来型の両持ちスピンドルのように軸受部がスピンドル固定のために変形される事が少なく、軸受 本来の高い回転精度が得られる。
  • 工作物のハンドリング技術

    空圧、NCサーボ等による自社設計のマテハンシステムの外、購入品ロボットを使用したシステムまで作成しています。通常のマテハンスピードのローダーから、着脱時間2秒の高速ローダーまで可能です。

  • 制御、計測技術

    空圧、油圧、シーケンサー、CNCによる機械の全体制御を行い、接触式、空圧式、レーザー使用による工作物検測とそれによる補正制御を行います。

  • 研削技術

    通常砥石、CBN, DMD砥石を使用した研削と、各種砥石の精密ツルーイング 技術を提供いたします。また、各種のスチール、アルミニウム、プラスチック、セラミックス等の種々な 素材と工作物形状により異なる各種の研削アプリケーションを提供いたします。

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